ラフィネの試飲会

今日は飯田橋でラフィネの試飲会が行われました。ちょうどラールとクリスタルムが昨年に続き来日しており、よっぽど日本が気に入り旅行気分で来ているんだろうなという感じです。


今日はかなりの種類の南アフリカワインが出品されておりちょうど飲み比べには最適。


バーデンホースト・ファミリーで栽培や醸造のアシスタントを務めるカイル・ダンこれは凄く良い感じですね。自然派の雰囲気ながら嫌らしいところが全くなく質感が素晴らしい!

ティー・エム・ダブリュも柔らかくボリューミーでスムーズ。良いワインです。

エレメンタル・ボブはちょっと面白い特徴があって若いうちはいかにも自然派的な雰囲気が出るのですが、落ち着いてくると自然派臭さが抜けます。ちょっとスペインのメンダールに似た変化の仕方です。こう考えると将来性がかなりありそうですね。


クラインザルゼは相変わらず良いですね。若すぎるとちょっと南っぽい要素が残っていますが、一定の時期を過ぎるとそれを感じさせない。そういった意味ではいつもの年は感じさせないので2015年がかなり良かったのでしょう。とにかくリーズナブル系では圧倒的な存在感です。


ステルハイスは相変わらず最も癖がなくスムーズで旨みがあります。良いワインです。


フラムはやっぱりかなり良いですね。シラーズも嫌らしい癖がなくふっくら系ながらスムーズ。この作り手はこれから次第に人気が出るはず。


バーデンホーストも上級キュヴェだけだったのですが完成度が高い。


モメントはちょっと図抜けた品質の高さですが、長熟なようで未だにその真価が分からない感じです。


クリスタルムは相変わらずの出来映えで今年も最も人気が出そうです。


ヒュールバーグはラールが作っていますが飲み応えのある実に美味しいワイン。ラールの方はこれをもっと上品にした感じです。


全体的に良いできで今年も南アフリカワインは楽しませてくれそうです。

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