久しぶりにちょっと興味のあるワインを買って飲んでみました。


ユドロ・バイエ、実はよく名前を聞くこの作り手飲んだことがなかったのです。どうせまずいワインを飲むなら飲まないほうがいいというのが基本的な考え方なので名前がある生産者だろうが関係ないというのが私のスタンス。でも昨日はとりあえず飲んでみようなかと思いユドロ・バイエのブルゴーニュ2014年(ヌーベル・セレクション)とデゥニ・ベルトーのフィクサン2014年(オルヴォー)。どこの酒屋で買ったかはちょっと内緒ですが、この2本とも見事に腑抜けていました。いやそんなに酷すぎるというよりもは美味しくなくなるギリギリの線でダメな感じです。私がある程度安いクラスのワインを選ぶのもこのクラスのワインほどコンディションが分かりやすいためですし本来だったら今かなり美味しいはずなのです。

ところがこの2本は熱の入り方がもう香りから判明。まず酸がやられていて香りもボディーも緩んでいます。抜栓して2時間くらい常温で放置したような感じ。とてもじゃないけど美味しいと言って飲むのは難しい。あ〜みんなこんなワインを飲んでいるんだとちょっとがっかりです。作り手自体は多分かなりいいんだろうなという感じでちょっとちゃんとしたワインが入ったら再度挑戦してみたい感じです。

状態さえ良ければ誰もが単純にわかるような魅力が初めから来ていることでしょう。要するに世の中熱が入ったほうが美味しいワインが認められるんだなということを改めて感じます。まあこんなことが続くといくら有名なワインでもなかなか飲む機会がなくなるわけです。

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