ソーン・ドーターズ/コッパー・ポット・ピノ・ノワール2015

アルヘイトとは違う方向性で驚くほど素晴らしい白を作るソーン・ドーターズ。日本人はブルゴーニュ好きなのでどうしてもアルヘイトに軍配が上がるが、ソーン・ドーターズの白はまさに極上の知的な女性を思わせるような素晴らしさがある。

そして彼が作ったピノは今回初めて飲む。

お〜色が薄い。これは期待できる!というのが第一印象。抽出を押さえることこそがピノにとって一番大事なのだ。軽やかな中に完璧なバランス感を持った姿が現れる。軽やかなのに風味が詰まっている感じだ。さらっと飲めてしまうだけにちょっと肩すかしを食らう感じがあるかもしれないが、ピノ専門家から言わせてもらうと、このワインは数年置いておいたら確実に化けます。年々深みを増していくことでしょう。これはちょっと大量に抑えなければ、、。11月中には登場予定です。


ほんと飲むたびに思うのですが、南アフリカワイン、特に若手のレベルはもう新世界などといっていられません。本当の意味で今世界のトップを狙える存在です。

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