エンデルレ・ウント・モル / ピノ・ノワール リエゾン [2014]

素晴らしく質感が良く、ブルゴーニュ・ルージュと同じ価格帯なのでそれを考えると完成度の高さが抜群。一部の方から指摘があるように、クリスタルムにしてもエンデルレ・ウント・モルにしてもどうしてもブルゴーニュのテロワール比較するとかなわない部分があるが、質感という意味ではブルゴーニュを凌いでいるともいえる。グラン・クリュ・クラスとの比較では当然そこまでの深みは出ないのだが、価格帯で考えれば驚くほどの価値がある。こういったワインを飲むといかに現在のブルゴーニュが商業主義に走り、名前に甘んじているのかがよくわかる。世界最大のアメリカ市場の意向よりももっとそれを凌ぐ素晴らしいテロワールの力を世界に示して欲しい。

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