ゼナート / エヴァルーナ・カベルネ・デル・ガルダ 2014

ヴェネトで素晴らしいアマローネを作るゼナートが新しく手に入れた畑。

セパージュはカベルネ・ソーヴィニョン65%、カベルネ・フラン35%。ペスキエラ・デル・ガルダ海抜60メートルの畑から作られたワインだ。年産8000本。

抜栓した瞬間から堅さはなく十分に美味しく楽しむことができる。もともとゼナートはアマローネの中でも甘さ抑えめのワインではあるが、このワインもアマローネの生産者が作ったワインとは思えないほどに甘さを強く感じることはない。重量感のある飲み応えがありながら、カベルネ特有のピーマン臭さなどは一切なく、そこはイタリアのカベルネの特徴とも言っても良い。最近のワインに特徴的なシルキーすぎる感じではなくしっかりとした骨格を感じながら飲み応えがあり旨みに溢れている。

ラシーヌが輸入するようなイタリアワインとは基本的な姿が違う。

このまま飲んでも美味しいのだが、仔羊や野性味溢れるような焼き方をした牛肉などと一緒に飲むと旨いんだろうなとイメージがわくようなワインだ。このワインを好きな人は間違いなく多いだろう。

まだ買い付けてはいないが、これは年内にはご紹介したいと思います。

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