ル・ビュー・ドンジョン / シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン [2011]

ちょっと久々に飲んでみようと開けてみました。

クレレットやグルナッシュブランを使ったローヌの白は張りがあって一種の緊張感のようなものがあるのですが、このワインはそれがほどけなんともエレガントな姿になっています。こんな上品なワインはなかなかなんじゃないかな?

牡蠣のオイル漬けや豚バラと大根の煮物にも、チーズにも見事に拒絶反応せずにかなり高いマッチングを示しています。

ル・ビュー・ドンジョンの2013年の赤も素晴らしかったですが、ちょっとシャトーヌフ・デュ・パプの世界での彼女の存在感は非常に高い。知名度こそそれほど高くありませんが、今注目すべき存在であることは間違いないでしょう。熟成したヌフが今ほとんど無くなりつつある現在、若くても美味しいヌフを探そうとすると俄然彼女の存在感が大きくなってくることを感じます。

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