Wineholic Cafe
昨日は昼間っからラシーヌでサン・ジュースト・ア・レンテンナーノを本気飲みしてしまい夕方には十分に仕上がってしまい、でも気がついたらまだ夕方の5時。7時頃だったら勢いで飲みに行っていたのは間違いないのですが、なんとも時間が中途半端。経堂のエニウェイの高橋のところに行って世間話をして帰宅。
それにしてもサン・ジュースト・ア・レンテンナーノの旨さはかなりのもの。今までもいくつかのインポーターが輸入していて飲んではいましたが、ワインのコンディションが良いと別世界。気品があって質感が抜群でやっぱこれじゃないとな!と改めて思いました。
12月からキャンティーの2種類が出荷開始となるので本当に楽しみ。
最近感心しているワインはやはりピエール・フリックとクロ・ド・ティエ・ブッフ。
ピエール・フリックは昔はちょっと癖があって田舎くさい雰囲気だったけどまさかここまで良くなるとは夢にも思っていなかったのです。まさに合田さんの先見の明というか、良く今まで扱い続けてくれました。これだけの酒質のワインは他にはそうありません。
共通性を感じるのはクロ・ド・ティエ・ブッフ。ここは前から凄かったけど若干むらがあったことは確か。でもこれだけ安いワインが熟成するとびっくり仰天ワインになる。この熟成が期待できる部分が凄いわけです。それでいて若い時期でもむちゃくちゃ良い。特に2017年は滅茶苦茶良いですね。またまた進化したように感じます。
先日飲んだザワドジエールの赤もそうですが、最近の自然派の酒質の良いワインは開けてからも全然落ちない。開けたてからほぼ美味しくそれでいて1/3残して5日くらい経ってから飲んでも全然美味しい。正直この2〜3年の作り手達の進化は凄まじい。一時は自然派なんて全然面白くないと思っていたのに、最近は目を見張るようなことばかり。ある意味ちょっとかけ離れていたルロワにかなり近づいているように感じています。あれだけコストをかけたワインに近づいているわけですから凄いですよね。サンソニエールの2015年リュンヌも凄かったな!
南アフリカのワインは新世界では他の国とはかけ離れて最も良いと思っています。何がいいのかと言えばちょっとフランスに似ているのです。フランスより若干シンプルではありますが、アメリカワインほど単純な味わいではない。それなりに深みがあってそれが全然わざとらしくない。ワインはやっぱり飲んでいて飽きるようなワインは飲みたくない。そういった意味でも南アフリカのワインは飲んでいて飽きない。この単純な印象こそ大事なのです。
レストレス・リヴァーのような完全にフランスをむいているようなワインでもそうです。クリスタルムのように誰にでもわかりやすく魅力に溢れているワインでも飲み飽きしない。ソーン・ドーターズの2017年なんて吃驚するほど素晴らしい!クラインザルゼははじめは教科書的なワインだなと思っていたけど今では進化していてどれを飲んでもレベルの高さが際立っている。それいて安いのが凄い。まあとにかく南アフリカのワインで今までそれほどでもと思っている作り手でも毎年進化していて変わってきているのでもう一度飲んでみてください。そして2017年はとにかく凄いので飲んでみるべきです。ちょっと硬いワインもありますが。
さて今年のルーミエですが予定では11月28日の19時から売り出そうと思っています。月曜日にメルマガで予告する予定です。今年は数が少ないので若干2014年のルーミエもでる予定です。そしてクロード・デュガのバックヴィンテージも1種類だけちょっとでます。
では皆さん連休前の今日はこれからお出かけですね!たっぷりワインを飲みましょう!
私もそろそろ家を出てゴールデン街でワインをいただく予定です。
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