ラシーヌの試飲会報告
本日11時から行われたラシーヌの試飲会。前回は南アフリカに行っていて出ることが出来なかったので久しぶりだ。今日は全体的に非常にワインも落ち着いていて引き算をしなくてもワインを評価出来たので良い日だ。
ピエール・フリックのピノ・ブラン2017年はまさに絶品でよくこの年にこんなワイン作ったなと思っていたのだが、シルヴァネールとピノ・ノワールも素晴らしく良かった。どうも2017年は大成功を収めたようだ。この2種は次回ご紹介出来ると思います。
今日驚いたのはレオン・バラルの白。実は昔このワインを飲んであまり良い印象を持てなかったので最近はあまり買っていなかった。しかし今日飲んでみてそれを後悔。こんなに複雑で他の作り手にはない見事な個性。いや〜赤だけでなく白も凄いわ!
今回は2014年と2016年を飲んだのだがどちらも凄いので来週にはご紹介します。
クロ・ド・ティエ・ブッフのワインには以前より増して最近関心があるのだが、2017年はお見事!今日飲んだのはゲルリーとラ・ビュット、両方とも赤なのだが、通年はちょっと土臭いというか土壌のような香りが強く正直あまり好みとは言えないのだが、2017年はこれは旨い!と感心してしまうほど私の好みにぴったり。早速買い付けましたので来週には。
イヴォン・メトラは洞窟に移って以来別物のように素晴らしくなったが、2017年はまたまた素晴らしい!価格はちょっとこの地域とは思えないほど高くなったが、それでもこの内容だったらしょうがない。だから彼のワインはボジョレー地区という認識で飲まない方が良い。まさにこの地区を越えるちょっと異常なワインなのだ。これも来週ご紹介。
グラムノンのネゴシアン、マキシム・フランソワ・ローランも今回2種飲んだが、やっぱこの人凄い。センスが違うんですよね。親父さんの頃を思うと時代の変遷を感じますね。全く違うワインですが、この親子はセンスが図抜けています。来週ご紹介。
とりあえず、良いと思って買い付けたワインだけご紹介しました。
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